NEWS

ホーム > お知らせ > 心を高める、溶接で繋げる
心を高める、溶接で繋げる

心を高める、溶接で繋げる

皆様、こんにちは!!好きな言葉は“七滑八起”、大窪 健太郎 です。

今回のタイトルは、当社での心の在り方を学ぶためのオフィシャル教本である、『心を高める、経営を伸ばす (稲盛 和夫氏 著)』から取らせて頂きました。
京セラ創業者である稲盛和夫さんの心の教えを毎日の朝礼で輪読することで、肯定的な言葉の数々から個々人の心の在り方を高め、より良い経営に繋げています。

4月から入社9年目を迎えた私は、もう何周も本著を読んでいるのですが、たった1つの項目でも、書いてある通りのことを365日実践し続けるのは至難の業だと日々反省しながら生きています。

その中でも、『まず思う』という章は、“可能思考”に対する、稲盛さん流の言い回しと捉えています。
著者である稲盛和夫さんが、松下幸之助さんの「どんな理想もまず思わなかったら、そうはならない」という言葉に感銘を受けたというエピソードが書かれています。
興味のある方はぜひ、書店にてお手に取ってみてください!

どの章にも大変有難い教えが書いてあるのですが、特に大きく共感できる章は、教えに通ずる自分自身の具体的な仕事のエピソードを増やせるよう、そして、今はまだ理解出来ない章に関しては、いつか身を以て実感が出来るよう、精進して参ります。

さて、“機械加工”にフォーカスすることが多い当社ブログですが、今回は毛色を変えて、“溶接”にフォーカスします。

当社の仕事の延長である建設機械、身近なものでは乗用車、大きなものでは明石海峡大橋に至るまで、溶接は、古来より人類社会の様々な場面で用いられている必要不可欠な技術です。

そんな“溶接”を軸に繰り広げられるハートフルホラーコメディを是非お楽しみ下さい。
※ロイヤルストレートフラッシュ風



そう、それはとある平日のお昼休みでした。

“ポケットへの収まりが抜群に良い”という理由から、敢えて mini を選んだ結果、

『健太郎、携帯小さ過ぎ!!』

『コラッ!!誰が顔デカいや!!』

以上のような仲間内でのやり取りが定番化した私のiPhoneが鳴り響いたのは。

※ちなみに、少しでも顔の大きさを緩和するために、私は日々“首”のトレーニングを欠かしません。そうすることで夢の“小顔”が手に入ると信じています。

「お昼休みに電話とは、よっぽどの緊急案件かな、、、」と思いながら、(顔の大きさに対して)小さな小さな画面を覗き込むと、何とそこにはこんな文字が。


「さ、、さ、、、三輪車、、、!!!!これは何かのホラーか!?それとも、新手の勧誘電話か?」

突如訪れた謎の着信に、恐怖を隠し切れぬまま電話に出ました。

「も、、も、、、もしもし、、、」

「もしもし!!以前に三輪車の修理をお願いさせてもらった佐々木です。」

私の身体から一瞬にして恐怖が抜けて行くのがわかりました。

時を遡ること4年前、お子さんの三輪車の破損で困っていた佐々木さんは、様々な会社のHPをチェックし、溶接をしている会社を探した結果、大窪鐵工所に電話をしました。

飛び込みとも言うべき電話に出た私は、「三輪車の修理をお願いしたい」という、異例の要望に戸惑いながらも、何とかお役に立ちたいという思いで、溶接班のリーダーに相談に行きました。

当時は目下繁忙期だったため、『そんな余裕ない!!』と最初は抵抗されながらも、いざ三輪車が持ち込まれると、見事な手際の良さで溶接での修理を完成させた上に、お金を支払おうとする佐々木さんの奥様を制し、『お金は不要です。溶接の良い勉強になりました』と、サラッと言ってのける姿は、正しく溶接ヒーローそのものでした。

話を戻します。そんな佐々木さんからの今回の依頼は、何と、、、、


バスケットゴール。

『当時は三輪車で遊んでいた息子さんが、バスケをするようになったのか!!』と、時が過ぎる早さを感じながら、『“溶接ヒーロー”ならば必ず修理可能』という確信を持って、私は2つ返事でOKをしました。

では、ここから先は、例の如く、写真での説明に移ります。

御覧の通り、根本部分が完全に割れています。



今回も手際よく段取りを進めて行きます。

良好な視界の確保、手先の器用さのみならず、身体の柔軟性まで求められることがよくわかるこの写真に、『職人とはアスリートである』ということを強く感じます。
※この後、本ブログのトップ写真に続きます (我ながらとても良い写真です)

緩んでいたボルト締めもしっかり行い、、、、

バッチリ繋がりました!!

最後は“溶接ヒーロー”こと、溶接班 月嶹副係長の写真です。
手溶接はもちろんのこと、普段は溶接ロボットも自らの手足の如く使いこなし、現在、過去最高の生産台数に挑んでいます。
※近々作業着のリニューアルを予定しているため、この作業着も見納めになります

4年前の三輪車修理、そして、今回のバスケットゴール修理と、“溶接”が繋げるものは、鉄やアルミだけではありません。

そう、それは、“私達の心”です。
※半ば無理やりにブログタイトルとの関連性を持たせて綺麗に終わろうとする

これからも、全社一同、心を高め、技術を高めて参ります!!

では!!