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~2022年 新年のご挨拶~

~2022年 新年のご挨拶~

皆様、いつも大変お世話になり誠にありがとうございます。
並びに、新年明けましておめでとうございます。
営業課 大窪 健太郎です。

冒頭の写真は、昨年末に当社 本社工場の屋根の上から撮影した、二見人工島の空模様です。
実はこの中に、飛行機が隠れています。
“ウォーリーを探せ”のようなイメージで是非探し当てて頂ければと思います。
※探し当てた方にはお年玉代わりに漏れなくチョコレートとクッキーをプレゼントします

年の瀬に明石上空を颯爽と飛び立つ飛行機を眺め、『あの飛行機のように、2022年は自分もしっかりと羽ばたいて行こう』という、あまりにもクサいことを心に誓ったことは絶対に秘密です。

ちなみに、羽ばたく繋がりで無理やり話を繋げると、“J POP 歌詞あるある”のトップ3は、

1位:翼広げがち
2位:光がさす方へ行きがち
3位:同じ空の下にいがち

以上の順位になっており、先程の私の心の誓いは、日本人の心に深く根ざしているものが共鳴した必然的な結果なのかもしれません。
その他には、『季節巡りがち』『君の名を呼びがち』等もJPOP 歌詞の大きな特徴であり、四季折々の変化を感じながら、礼節を重んじる日本人ならではだなと感じます。

そして『何故工場の屋根の上にいたのか』という部分に関しては、8年の歳月をかけたロードオブザリング並みの超大作になるため、また別のブログにて紹介致します。
※例えの古さに今年33歳という現実を感じざるを得ない

本ブログを書くにあたり、2021年の冒頭に立てた自身の誓いを読み返しました。

①『幸せは人間関係の中にある』
②『衆知を集め、衆知を生かす』
③『Give&Give』
④『積小為大』

上記4項目を、2021年の自分がはたして実践出来ていたかという部分に関しては、正直かなり反省点が残ります。
『“わかる”と”できる”』は大きく違うということを痛感した1年間でした。

そんな中、年末に読んだ本がとても素晴らしい内容だったので、決意を新たにする意味も込めて、このブログにて紹介させて頂きます。


『成しとげる力』

著者は、一代で世界No.1のモーターメーカーを創り上げた永守重信さんです。

当社代表の大窪は、京セラ創業者である稲盛和夫さんの大ファンですが、かくいう私はと言うと、この永守さんの大ファンであり、その理由は、永守さんが残した数々の伝説的なエピソードに起因します。

その中でも、特に私が好きなエピソードがこちら。

・まだまだ会社が小さかった頃に、アメリカの大手企業の仕事を見事受注
・『一度工場見学をしたい』という先方の要望を『小規模の町工場であることがバレたら取引中止の可能性がある』という懸念から、来日した顧客をひたすら京都観光でアテンドし、来社を免れる
・顧客要望にはバッチリ応え、会社は急成長

インターネットがない時代だからこそ実現したエピソードですが、成長への執念を色濃く表れています。

そんな永守さんが書いた本著は、同じ製造業に身を置く立場として、大変勉強になります。
また、本質的には、稲盛さんの教えと全く同じであり、ものごとの原理原則が具体的なエピソードを通じて多数紹介されています。

先程の①〜④の誓いに関わることはもちろんのこと、

・1番を目指す重要性
・リーダーシップ
・人材育成

これらについても余すことなく記されています。

『ともに明るい未来を築いていこうではないか。』
という最後の一文は、当社が掲げる『全従業員の物心両面の幸福の実現』そのものです。
物事をシンプルに考え、永守さんの代名詞である、“すぐやる、必ずやる、出来るまでやる”を実践することが、幸福実現への一番の近道であると言い聞かせ、日々精進を重ねます。


当社は2024年4月に加西新工場を操業開始します。(※写真はイメージ図)

更なる顧客様貢献を通じて明るい未来を築くため、この千載一遇のビッグプロジェクトを起点に、個人としても会社としても次なるステージに羽ばたいて参ります。
社内・社外問わず、多くの人と人の関わりの中から、笑顔と幸せが満ち溢れる1年間になることを祈り、年始のご挨拶とさせて頂きます。

本年も大窪鐵工所を何卒よろしくお願い申し上げます。